頑張っている女性達の紹介

幸せぶくろ 代表

高松 里枝

気軽に集い語らい誰もが活躍できるホットスポット

夫の仕事が佐久市になったのを機に自然環境の良さと、ゆったりした敷地が気に入って御代田町に移住してきました。
移住後、2021年10月に「幸せぶくろ」というグループを立ち上げました。私はその代表をしています。

「幸せぶくろ」を始めたきっかけは、私自身が引きこもり状態にあった5年前にまでさかのぼります。子育て中であった私は、人とつながりを持ちたいのに踏み出せず、悶々とした孤独な毎日を過ごしていました。そんな自ら孤立してしまっていた私に近所の人たちは優しく接し続けてくれました。貝のように閉ざされていた私の心は徐々に開き、少しずつ人と話せるようになったのです。
そして立ち上がろうとする人を一人でも増やしたいと思うようになりました。
後ろを向く気持ちから前へ進もうとする気持ちが勝り、精神が守勢から攻勢へと転じていったのです。

ふれあいを第一に考え、集まって語らえば何かが始まるとの発想から「幸せぶくろ」を始めました。

幸せぶくろの活動は、各家庭の不用品を持ち寄って交換する「もったいない市」という毎年11月に開催しているイベントのほか、「ストレッチ教室」「お茶会」「母の日イベント」など人々が集って語らいあう機会と場所づくりが基本です。
現在8名の会員がやることを決めずにゆったりと余裕をもって集まることもあります。
穏やかな時の流れの中での語らいは、乾いた心に潤いを与えてくれることが度々あります。

 これから「幸せぶくろ」が目指すのは語らいの輪を広げることです。輪が大きくなればなるほど、いきいきと張り合いをもって生きていける人が増えると思います。
人には何某(なにがし)かの才能が備わっています、その才能を多様なイベントを企画することにより活かしたい。
一人ひとりの才能を引き出して開花させたい。

私は自分の能力を発揮できる場が広がれば、自分を大切にするとともに、他人を労(いた)わる気持ちも育まれ、幸せの循環が促進されると信じています。

ちょっとした幸せを感じることができる居場所「幸せぶくろ」にあなたも参加してみませんか。