女性応援企業&団体
積極的に女性を採用しています

東京モートロニクス㈱

個を大事にする企業

東京モートロニクス㈱は客さま向けにカスタマイズした各種モーターの開発、製造、販売を行っている会社です。

1987年設立、御代田町へは1996年5月に移転してきました。
現在の従業員数は39名、そのうち27名、約69%が女性です。

代表取締役の酒寄直美さん、営業部長の佐藤真美子さんに女性が多い理由を聞いてみました。
「男女の別、経歴を問わず募集しているのですが、なぜか女性が多く集まっています。」

「きめの細かい仕事が多いので、女性向きの仕事であるのかもしれません。」

「先代から引き継いだ社風は、それぞれの個性を活かした働き方ができること。一人ひとりと相談して勤務時間と内容を決めている点にあります。できるだけ個人の都合を配慮し、優先させています。」

「入社した方へは教育係を付け、一つの作業を丁寧に教え込みます。その作業を一人で任せても問題無いと確認が取れるまで指導を続けます。また、工程を分散化しているため、一人ひとりの状況が見えやすくなります。」

男女の性差にこだわらず、社員一人ひとりの能力、さらには私生活にまで配慮した勤務時間と内容を社長・管理職が一緒になって考えている職場環境故に女性が多く集まるのではないかという回答が返ってきました。

東京モートロニクス㈱では現役の母親世代も大勢働いていますが、子育て中の方にとって出退勤時間の自由度の広さが確保されている職場環境は魅力的ですね。
また、作業の習熟度を高めることにより個々に自信が付き、社員一人ひとりの責任感が育まれているのかもしれません。 個人に合わせた働き方を考えてくれる、それが東京モートロニクス㈱なのです。

今後、導入したい制度はありますかとの問いに対しては、「介護対策」という回答が返ってきました。

家族が被介護者になってしまい貴重な戦力の社員が退職してしまったら、企業は大きな痛手を負うことになります。今まで比較的若い世代を雇用してきた東京モートロニクス㈱ですが、酒寄さんは今後介護問題と向き合うことになることを見通し、今から対策を考えているのです。

最後に「御代田町社会福祉協議会のワークシェアにはどういうきっかけで関わるようになったのですか。」と聞いてみました。

「小諸養護学校を見学した際に、御代田町社会福祉協議会を紹介されました。従前から社会貢献したい気持ちがあったのですが、社屋がバリアフリー構造ではないこともあり、躊躇していました。部材を提供して社協で作業をしていただけるという仕組みであることを説明され、これなら貢献できると思い、ワークシェアに参画しました。」できることから始める東京モートロニクス㈱の姿勢、今回は感心させられることばかりの取材でした。

御代田町大字御代田2797-2
0267-32-8514