女性応援企業&団体
積極的に女性を採用しています
ミネベアミツミ 株式会社
ミネベアミツミは、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良な企業として、2021年度、厚生労働大臣より「えるぼし(3段階目)」の認定を受けました。
「えるぼし」認定は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な企業を厚生労働省が認定する制度です。評価項目は、①採用、②継続就業、③労働時間等の働き方、④管理職比率、⑤多様なキャリアコースがあり、ミネベアミツミは全ての基準を満たし、最高位(3つ星)の認定を受けました。
ミネベアミツミは、社是である「5つの心得」のなかでも一番を「従業員」に掲げ、成長の原動力としてきました。多様な人材が各々の能力・経験・考え方を認め、互いを尊重しあうことが、シナジーの創出や新しい価値・違いを生み、会社を強くしているという考えのもと、国内グループ4社横断の女性活躍推進プロジェクトを発足させ、女性活躍の一層の推進をはかりつつ、全従業員が個々の能力を存分に発揮できる組織風土や職場環境の構築に力を入れています。
評価されたと考えられるポイント(取材側から)
① 採用:新卒採用の約8割を占める技術系職種のうち、理系女子学生の採用が21年度5名から22年度は12名と大幅に増えたこと
② 継続就業:男女ともに平均17年弱で男女差がなかったこと
③ 労働時間等の働き方:男女ともに残業時間が月平均約9時間で男女差がなかったこと
④ 管理職比率:業界平均3.3%に対し、ミネベアミツミ㈱の女性管理職比率は2.2%(2021年4月時点) であるが、係長職から課長職への昇進割合に男女差がなかったこと。女性管理職比率が毎年増加していること。この2~3年で取締役・執行役員・部長などの幹部が誕生したこと。
⑤ 多様なキャリアコース:非正社員から正社員への転換や、30歳以上の女性を正社員として中途採用するといった施策を行っていること