ハートピアDAYブログ 坂口です。

 

戦前 戦中 戦後と

今の私たちには想像もつかないくらいのご苦労をされてこられた利用者さん世代。

そんな皆さんに「今」を楽しんでいただきたい。

ハートピアデイサービスでのレクリエーションは

職員がこんなのあったら、皆さん、喜んで下さるかな!と

毎月脳みそフル回転で考えています。

 

1月は皆さんが昔、着たであろう着物に触れる会を催しました。

職員の佐々木が着物をたくさん持ってきて

利用者さんに着ていただきました。

 

皆さん、とっても粋でした。

 

「何十年ぶりに着たわ~嬉しい!」

「成人式もしたことなかったの。生きてて良かった!」

そんな喜びの声を聞かせていただきました。

 

懐かしいと、利用者さんも着付けをして下さいました。

 

「しばらく着物触ってなかったから嬉しかった。」

 

他の利用者さんも「久しぶりだ~!いいねえ!」とうきうき。

 

気持ちも上がって、歌に踊りまで飛び出しました。

 

 

 

着物のたたみ方を職員に教えてくださる利用者さん

 

 

お祭りのような非日常の体験は
若い頃を思いだし、気持ちも上がって生きる喜びを感じることができる。

「この年になると、早くお迎えが来ないかなって思うの。」

いつもそんなことをおっしゃって、生きてるとみんなに迷惑かけるからと

話すことが多い皆さんが、

とびきりの笑顔で、短い時間でも

「楽しかった。」

「生きていて良かった。」

と思えるひとときを作って行きたいなあと思います。