都道府県社会福祉協議会(都道府県社協)は、県域全体での地域福祉の充実をめざした活動を行っています。
都道府県社協では、「日常生活自立支援事業」や「生活福祉資金事業」など、さまざまな各種貸付金事業を実施しています。これらの貸付金事業等が、各市区町村社協と連携してバランスよく実行されるよう指導、調整することが、都道府県社協の大きな役割です。
そのほか、福祉関係者に対する専門的な研修事業の実施、市区町村社協のボランティアセンターとの連携によるボランティア活動の振興、災害時には必要に応じて災害時ボランティアセンターを立ち上げるなど、被災地支援にも取り組んでいます。また「福祉人材センター」における福祉の仕事に関する求人・求職情報の提供などの事業も行っています。
なお、政令指定都市では、指定都市社会福祉協議会が市内の区社会福祉協議会と連携を図りつつ、都道府県社会福祉協議会に準じた活動を行っています。