地域包括センター主催の御代田町地域ネットワーク会議で『ごちゃまぜカフェ』と『いなりやま福祉会』視察見学に参加してきました。
今年度も昨年度に引き続き「地域共生社会の推進」をテーマにしています。
ごちゃまぜカフェでは、オーナーであり、福祉をもっと身近なものとして発信しつづける伝道師の高山さや佳さんのお話を聴かせていただきました。彼女の行動力や活動実績や思いは相手の心を大きく動かす力があります。
カフェでは誰もが自然に支え合える関係でいられる地域づくりを実践されています。
参加者1人ひとりが、地域共生社会の実現に向けて、できることからやっていこうと前向きに考え、行動する勇気をもらいました。
午後はいなりやま福祉会の各事業所見学をさせていただきました。
様々な活動をされているなかでも『満点の星』(就労支援B事業所)の「千曲染め」はJR東日本の高級寝台列車トランスイート四季島のラウンジの食事用ナプキンに使われています。
姥捨山と千曲川をイメージしてデザインされていて、杏のほのかなピンクの自然の風合いがとても綺麗です。
特産を使った地産地消で、福祉×企業で利益もあり、地域での活躍の場でもあり、個人にとっても、地域にとっても良循環になっています。
グループホーム隣の路地は『4月の君、スピカ。』のロケ地にもなったと利用者の方に教えてもらいました。
1km圏内に事業所が点在していて、福祉と地域の方々との温かく優しいつながりも感じられる町でした。
社協でも、今回学んだことを実践に活かしたいと思います。