「麦わらストロー」とは、名前の通り、麦でできた自然素材のストローです。麦の茎の内部が空洞になっていて、昔ながらの知恵でストローとして使われてきました。”脱プラスチック”が社会問題となる中で代替品として注目されています。
今回、御代田在住の上原かなえさん(ヒンメリ細工作家)の協力もあり、町内の畑で収穫したライ麦を使い、各事業所の利用者さんたちと交流しながら作業をしました。皆さん、手順を覚えるのも早くおしゃべりを楽しみながら作業しました。昔は畑にライ麦を植えていたという方も多くいて、思い出話に花が咲いたり海洋プラスチック汚染の環境問題に関心があったり、ヒンメリ細工を作ってみたいと話も盛り上がりました。
上部の細い部分はヒンメリ細工の材料、下部の太い部分はストローとして捨てる部分なく全て活用できます。
9月29日に町役場で開催される長野コーヒーフェスティバルでは、麦わらストロー(ライ麦ストロー)を初お披露目予定です。今後も御代田で活躍されている方と連携し、地域共生社会の実現を目指して福祉×介護×地域の方々と繋がり、三方良しの活動をすすめていきます。